2014年3月6日木曜日

断熱二重排気筒

おはようございます。

先月、イタリアのヴェローナで開催された業界展示会では、6割以上はペレットストーブで

..... ガス暖炉系2割、薪系2割という具合だったそうです。

数年前までは見なかった、チップ、薪、ペレットのボイラーメーカーも多数出展していたようです。

欧州のお話ですけど、













新規でペレットストーブ、ボイラー開発を急ぐ老舗暖炉メーカーも出てきているそうです。

欧州では燃料たるペレットの...

事情・動向が変わってきているようです。

(というより、木質バイオマスエネルギーの利用促進がより進んでいる...

と理解するべきでしょうか)

ここ10年ちょっとで、ドイツと日本の再生可能エネルギー・とりわけ木質バイオマスの

利活用政策展開の差は 愕然とするほどのものがついてしまっています。

これは事実です。


さて、

他社様施工ペレットストーブのユーザーさんからお問い合わせが続きました。

「うちのストーブのガラス面はいつも黒く煤けます....煙も多くて

外壁も真っ黒になることが多いです。排気筒は灯油FFストーブと

同じように壁から抜いただけの水平短筒仕様です......」

たいがいはこのような内容です。

薪ストーブもそうですが、日本国内では煙突や排気筒仕様に規制基準は

まだございません。

ペレットの品質、排気筒の仕様....これがポイントだと思います。
.....

ペレットストーブは強制排気式が多いです。(一部薪ストーブ同様の仕様もあります)

しかし、基本的には、外気(冷気)に影響されないように断熱材入りの断熱された

排気筒を、適宜立ち上げる様式で施工するのが望ましいと思います。






積雪・多雪地域ではやはり多少立ち上げが必要になります。



良質なホワイトペレットを燃料にしますと、ほとんど煙は出ません。

本体ガラスが煤けることもございません。




本当です。 


どこがどう違うのかというところはお国事情でしょうか(?) 

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