2015年12月22日火曜日

エネルギー....

「エネルギーの歴史=人間の歴史」なのだそうです。


風=1、水=KJ、石炭=20MJ、石油=4×10の7乗(億)、ウラン=8×1013乗とか....

桁数を考えると頭が混乱します。

はたまた、さらに電気をつくるためだけに森林資源(木)を使う?

なんと贅沢で欲深いことなのだろうと私は思うのです。


年老いて、虫にやられて立ち枯れた松。

ここ3年で近所の林の松が一気に枯れてきました。

こんなことだから全部電気にでも変えたほうが良い???

何かへんだと私は思うのです。



















林業は赤字で停滞しているんだから

森林を伐ってメガソーラーで太陽光発電したらよい...

それが経済的原則にのっとった........云々

経済学者が言っていた。

このことに対して森林学者は反論しない。?

裸になったその土地の30年、50年、100年先のことは??

近所を見渡せば、枯れた松や見捨てられ放置された雑木林が

屍を電線にむけて思いきり倒れ何かを伝えようとしている。

因果応報?

世界一快適で便利な暮らし方を享受している私たちは

確かに電気のおかげでこうして生きている。

私自身も恩恵を当たり前のように受けて.。


傾いた立ち枯れの木が今、電線を切ろうとして

最期のエネルギーを振り絞ろうとしている...。

誰か木々の断末魔の叫びを聴く人はいるのでしょうか。


わたしは、彼らを近くに見ながら

新年を腹一杯にして祝う気持ちには

なれません。
みなさん

みなさんの身近な森や林や

里山は今どうなっていますか...

2015年12月21日月曜日

薪ストーブ・室内は...

新築邸...

仮止め中。

現場によりましては工事が遅れています。

薪ストーブを焚く日はもう少し先に。?

でも、
「安心してください!もう薪ストーブは届いていますから。」  笑

















↑は薪ストーブの煙突施工なのですが.....



実はペレットストーブも、薪ストーブ同様に屋根抜きにて

煙突施工することもございます。♪



2015年12月19日土曜日

(再)薪、よく乾燥した薪を使いましょう。

湿った薪を焚いてのトラブル情報が多いように感じます。

薪ストーブユーザーの皆さま。薪は乾燥していますか?

先日投稿の再投稿ですが....ご参考まで。


高性能な薪ストーブと断熱二重煙突でバッチリ施工しても

今お手元にある薪の乾燥度合いはいかがでしょうか?

自作でも購入した薪でも....


ナラなどの比重値の高い
繊維の詰まった火持ちのよい
薪は乾燥期間も1年半~2年と
言われます。


自然乾燥では10%~15%に落ち着いた薪
を目途にしたいものです。












今年の春から5月連休~夏休みに切り割りした薪は

今はまだ含水率も25%~35%と高いと思います。

湿り薪は焚けば百害あって一利なし!


オーナーさん。春割りでしたか。?

←この薪、来年冬へ回しましょう!!♪














今ある薪を半分に割って
含水率計で図ってみましょう。

20%以上は来年夏も乾燥させましょう。

あちこちで薪販売も盛んです。
販売店に「含水率は何%ですか」と
問い合わせましょう。

少し湿って長持ちすると言われたら
そこからは買わないほうがいいか
安いからと買って20%越えていたら
あと1夏家で乾燥させましょう!(笑)

安い薪あるなあ~とみかけたら
含水率ははどれくらい?が合言葉です。









湿り薪を、給気を絞って焚きますと...

有機クレオソートの蓄積
タール化して煙突火災&家火災!


それ以前には煙モクモク
匂いブンブン
ご近所、環境迷惑に。

世に薪ストーブの誤解を招く
原因は...

ストーブそのものに非ず、
湿り薪とその焚き方にあり!
















豊富な森林資源の利活用&カーボンニュートラルの
地球環境に優しい薪エネルギーとはいいますが
よーく乾燥させた薪に気を使っていただきまして
快適な薪ストーブライフにしたいものです。







































冬の恒例行事?

おはようございます。

少し前ですが、近隣のユーザー様からご依頼いただきまして、

またまたキャタリティックコンバスター(触媒)の状態を確認しながらメンテしてきました。

小型機種ですが、4シーズン焚いてのお役目御免となり交換です。

(向かって左の白いのが=お役目御免の使用済でございます。)

できるだけ毎年点検・クリーニングをされるようにアドバイスをしてきました。

恒例の、ビフォー、アフター。


触媒はガンバってその役目を果たしたようでした。(向かって左)

触媒は燃焼室(窯)で燃え切れない煙を通すことで比較的低温(250度前後)でも

燃焼させてさらに熱として取り入れ、排煙を低減させる機能がある部材です。

自動車のマフラー奥についてる触媒と似たような働きをします。

薪の乾燥度合や焚き方等にも左右されるので時々点検は必要と心得ます。

触媒機能搭載の薪ストーブユーザーさん!  ときどき開けてみてください~♪!


もう冬のイルミネーションもあちこちで花盛り(?)ですよね。


これは去年の東京・表参道でした。



そして、すぐ近くの市内名所は

今年も冬の恒例イルミネーションが輝いています。

個人の御宅なんですよー。(驚)

私の撮りブレご容赦を。⤵⤵~






















そろそろ なんとなく ジングルベルの音が♪!?

2015年12月17日木曜日

山の神の日の翌日に...

東北地域では12月12日は山の神の日とされ

一切の山仕事はしないことになっています。(全国ですか?!)

先日、好天に恵まれまして山の神の日の翌日13日(日)に

市内里山保全活動は年内結びの日を迎えました。

師走の多忙なこの日は参加者は限定でしたが、

厳かに、山神様に参拝してから雑木林の整備へ。

まだまだ来年以降も里山をきれいにする活動は続きます。




すでに大径木伐倒の研修受講済の

横浜生まれの横浜育ち青年部。

そのうち岩手っ子!  だべ⤴!

んだ んだ⤴









近隣薪ストーブユーザーさんもナラ原木をお持ち帰りいただきました。
こちらは、今日切り割しても2年後の乾燥薪で焚かれるものです。
スローな愉しい自然エネルギーでございます。

















施業前、朝の打合せはお借りしている古民家にて...

これが楽しみのひとつにもなってきました。

里山の体験会...





2015年12月16日水曜日

薪のお飾り?

まだ雪がねえ~だよ...☃    

雪がねえとそれはそれで困る人も

いるだよ。

ど~もこ~もならんもんだかね?



なんだか拍子抜けしたような感じです。⤵

雪のない師走中盤なのでした。

2015年12月11日金曜日

里山の環境整備活動

昨日の新聞に折り込まれてきた週刊情報新聞(週間きたかみ)

に掲載の記事は、桜の名所としても有名な展勝地の周辺地域での

荒れた里山の環境整備活動の取材内容でした。

今やると10年先がまた見えてきます。

残材は薪ストーブの燃料にもなりますね。





















整備活動は北上川の東岸地域はとても盛んです。






















市内各所、いや日本中でこういう活動が益々広がればいいです。













そして、整備に留まらず、この里山資源と関わる人たちと

立体的に結び付けながら、内外交流活動も盛んにして

いければと思います。

地域循環エネルギー利用はその一部であると思っています。



















100年先の

美しい里山を

つくりましょう!