2016年1月19日火曜日

ペレットストーブの定期点検

ペレットストーブも

使用頻度に応じて定期点検は必要です。

10月あたりから焚き始めて春4月~5月位まで使用する当地も

メーカー指示書に従って定期の点検をします。

オーストリアのRIKA社 REVOを導入いただき3シーズンめの

オーナー様宅へ伺いました。

約800kg燃焼ごとの定期点検に基づく点検です。



本体前面下部の

排気ファン格納室には

多少の煤が溜まります。

これを掃除します。

きわめてサラサラの煤です。♪











煙突は、当地多積雪地域ということもありまして

地面より2m強ほど立ち上げています。(このときまでは雪無し)

念のため煙道内も点検確認、わずかな量であっても

煤を吸い取ります。


ホワイトペレット優良A1クラスを

焚いているため、ほとんど煙も出ず

壁汚れもまったくありません。♡

強制排気ではありますが、

逆風や積雪等を考慮して2m余り立ち上げます。


さらに、

煙突は、薪ストーブ同様に屋根上まで

立ち上げるのも望ましい施工方法です。







 点検、クリーニング後に

イグニッション(自動点火)



















燃焼状態も良好。

当地は寒さこれからが本番です。☃

引き続き4月まで

能力発揮していただきましょう。


各種ペレットストーブご利用の皆さま

シーズン中の点検お忘れなきよう..♡










この機種でのホワイトペレットの燃費について(考察)

シーズン半分90日間、毎日平均12~15時間焚いて

ペレット使用量は800kgでした。(出力75%平均)

和洋30畳のお部屋は常に22度~26度維持。

断熱性の高い住宅ということもありますが

とても効率の良い暖房機器と思います。

(ペレット含水率は5%程度)

かたや薪ストーブの場合...

乾燥薪800㎏(含水率15%程度で約100束)で上記の暖房を

毎日12~3時間継続での3ヵ月維持はできません。

林産材・残材カスケード利活用が進んでいる

中欧諸国等においてペレットは容易に利用できる

バイオマスエネルギーのひとつです。

ペレットストーブの普及が盛んなのは当然といえます。

森林保全・適性利活用・林産残材カスケード利用の仕組みが

確立されていることでペレットは有益なエネルギーとなります。

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