2014年6月26日木曜日

カリフォルニア便り

おはようございます。



今日は異質な話題ですが....ちょっとおつきあいを..


先日、親交のあるカリフォルニアのアーモンドと果樹生産農家のオーナーから

お便りがありました。(フレズノと、ドス・パロスという農産物生産の盛んな地域です)

11月に日本に温泉三昧旅行に来たいという内容でした。


カリフォルニアのサンワキン平野は熱帯果物以外はおよそ何でも育つところです。

15年ほど前には、うちにホームステイしたこともあって何度か往来して

今もおつきあいしています。














1400haの広大なアーモンドの畑と、

加工用の桃600haやプラム500haも栽培しています。

こんなに広いのに個人経営農家さんなのです。

(ケタ違いです。 北海道の先輩は北見の玉ねぎ農家で65haと大型農家なのですが....)



現地では2月~3月がアーモンドの受粉時期ですが

広大な栽培地での受粉はミツバチに頼るところが大です。

ちなみに、アーモンドの花は少し桜にも似ていますね。














全米から養蜂家がカリフォルニアに集結して一斉にミツバチを

放すわけですね。         















箱1つのレンタル料が150ドルとか200ドルとか高騰しているそうです。

また、ミツバチの大量死等の影響もあり、ますます確保に難儀しているそうです。

あまりに大生産をすることがどうなのか......と

本人自身が思っているそうです。実はそういうことがあるのですね。

アーモンドの収穫は8月下旬から9月頃になります。

自然とのバランスについては様々な要因がからんで、

とても難しい時代になっていると記してきました。

ちなみに、オーナーのお兄さんは、近くでレタスとブロッコリーの生産を

2500ha経営されています。 家族経営で2500haです。 (従業員はいます) 














炎天下に作業中に畑で倒れたら 干しブドウになってしまうんだそうです。(?)

知り合いの方には8,000haのブロッコリーや加工用トマトやレタスの生産農家もいます。
(州南部サンディエゴから北部のサクラメント近くまで分散して土地を所有、
 適期適量適作をしています。)

トラクターでも収獲機械でもGPSは当然付いているそうです。

やる気のある青年部よ! カリフォルニアへ カモン!と言われてしまいました。
ちなみに、はるか昔に氷河が運んで蓄積された肥沃な表土は平均60mもあるそうです。


日本の農業と同じ話をしてはいけないといつも思ってしまいます。 じぇじぇじぇ。


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