2013年12月3日火曜日

誤解を解く

見解の相違?とか 認識のズレ?とかよくいいますが....


恥ずかしながら...少し前まで私はまったく眼中になかったんですよね。正直...

ペレットという燃料についてですが。 邪道な燃料だとばかりすら思っていましたから。




*見えにくくてすみません。















下段の茶色いのは バーク(木の皮)ペレットです。

上段の四種類は?

オーストリアやドイツ等では 向かって左側のをホワイトペレットといい

(下のようなもの)

















家庭用ペレットストーブ等に規定しているそうです。





*日本国内ではバーク以外を曖昧にホワイトペレットとして商品化しています。

欧州では、向かって左の2番目から3種類は全て全木(皮も材も)ペレットとして

バーク同様に工場や大型施設の給湯や発電等用ボイラーに使用規定されているそうです。

森林資源の残材も余すことなくカスケード利用されているのです。

林業~製材業が盛んで、リンクしていると 芯材や辺材などの肉の部分の端材(ゴミ)だけを

おが粉にできますから とても良質なペレットがコストかけずに副産物として生産できているという

からくりです。 森林資源の循環ができているといえばわかりやすいですよね。


日本は....

バーク等は 土や鉱物など付着しているためクリンカー(燃焼装置に悪影響)が多く、

家庭用小型ストーブ燃焼器機を痛めたり作動に弊害を起こすわけです。

ペレットを作るために 芯材や辺材等の肉の部分を準備するということはコストにも跳ね返ります。

根本的な違いとはそういうことだと教わり、驚いたのでした。

国内でも製材の盛んな地域や 工場等では優良ホワイトペレットの生産も始まっています。



K元総理!

知恵はたくさん蓄積されてきていると感じている一市民です。

それぞれの地域で小さくても継続してできることの積み上げに力をお与えください。

願わくはもっと早く語っていただきたかったなあ~(笑)


できないことの理由を100述べるのではなく、失敗しても1歩の可能性に進めるように。

まだ国内ではペレットはやや誤解されていると私は感じています。

燃焼機器の開発もです....

(ペレットが悪いのではなくて、その仕組みが日本にはできないということで難儀している)

国内林業・製材業の隆盛を!!

そこが大命題ということなのですね。  これは深い深い まだ深いと思いました。




ところで、やはり薪はそれぞれみんなで、やれる人は自分たちで作りましょうね!(笑) ?

そして、限りある化石燃料も大切に大切に使っていきたいものです。

まあ~ きわめて世俗的なわたし.....(お許しをば..)

「なに また ぐちゃぐちゃ語っとんねん?」 と関西の親分に言われました........

                                                 アハハ~








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