おはようございます。
昨日は穏やかな日に戻りました。
他社様施工の薪ストーブユーザー様からのご相談をいただきまして
御宅まで伺わせていただきました。
頻繁に煙が室内に逆流することがずっと気になっていたそうです。
薪はナラなどを2年以上乾燥させた良質のものを焚かれていました。
煙突はいわゆる シングル煙突 です。
冷たい外気の影響を受けますので、排気ドラフトの維持が難しいです。
断熱気密性の優れた家ですので、これまた気圧の都合で煙が逆流しやすくなっています。
3mほどの高さから壁抜きをして外へ出しています。
横引きが室内から2m50㎝以上ございました。(ここがさらに逆流の原因のひとつにもなります)
外は支え柱を立てております。
オーナー様はここ2年くらいの間、いろいろと情報を得ながら
なるべく、まっすぐに断熱材入りの断熱二重煙突で施工することが
望ましいということをお知りになられたそうです。
1階の天井~屋根を抜いて、堅牢な雨仕舞い造作をして、雪の時期が終わったら
やってみたい!!とのご希望でした。
うちの二級建築士も「左側の屋根より高く煙突を出さないとね!」との
見解で、オーナー様ご納得でございます。
薪ストーブも検討!と、いくつかパンフレットやDVDをご希望されました。
薪ストーブと煙突施工のコンサルタントといえば甚だおこがましいですが、そこのところの
基本的な根拠と理論はご説明をさせていただきました。
オーナー様!
とにかく、このまま引き続き乾燥した良い薪をどんどんお作りになっていてください。
楽しみですね。
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