2013年10月30日水曜日

現場での感覚

工務店様から急きょご依頼を

いただきまして リフォーム予定の御宅へ伺いました。

ちょうど のこぎりを置いたところから少し上あたりに煙突施工の予定。

平屋の現場ですから、一定の煙突高さを確保する必要があります。

従いまして、囲いを造作いただきその上に煙突を上げるという

施工法でいきましょうということになりました。

当地は積雪地域ですので、出来合いのフラッシングはお勧めできません。

堅牢に囲い造作が望ましいと思っています。

いまは屋根はほとんどゆるい傾斜ですが、3寸勾配に変わるそうです。

雪割りの設置についても検討します。







さて、

この日 別の薪ストーブユーザー様宅から呼ばれまして....

ご自身で対応の煙突掃除のブラシが室内部分の下のほうで止まる...?とのことでした。

上部から中間にかけてはこのようにいたってノーマルな状態です。

多少高温燃焼の傾向があったでしょうか?...

定期で煤掃除をしていますから汚れはありません。








ところが、薪ストーブの口元から1mの断熱材入り二重煙突の中が....

インナーSUS304ステンレスと高品質なのですが、高温で焼けて変形していたのでした。

たまにお見かけしますが、焚きすぎ傾向にあったかもしれません。

ギッチリと薪を入れて高温にして給気の量が多すぎたかもしれません。



お話を聞いてシーズン前に点検して現場で確認できてよかったです。

オーナー様は今回、薪ストーブを新たな機種にお買い換えされます。

煙突の設計を再度いたしましてこの部分は交換になります。

原因はいろいろあろうかと思いますが、いくつかの要因が重なってのことかもしれません。



現場は見なければ わからないということですね。時々の点検は必要ですね。

各オーナー様たちとはこれからも頻繁にコンタクトをとりたいと再認識しました。












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