2016年1月29日金曜日

森林・里山を蘇らせて永続的循環利活用を進め元気な地域創生へ!

これは実際のお話しからです.....






















中欧はオーストリアにある、小さな村。

人口が千人にも満たないその村は、森に囲まれた自然豊かな
美しい環境の村です。しかし働く場所は殆どなく、若者は後ろ髪を
ひかれる思いで職を求めて都会に旅たちます。
ヨーロッパのどこの過疎地域にもみられる現象です。

20年ほど前、そこにオーストリア有数のバイオマスボイラーの会社
が拠点を構え、工場を建て、村の若者が地元で就職できるように
なりました。そのボイラー会社は、ボイラーを活用することでの
地方活性化を目指すことを村に打診します。

村は、ボイラー会社の助言を得ながら地域の重機会社と協力して
林道を整え、豊富にある木々を計画的に伐採・育成し、燃料としての薪や
チップ、製材所からのペレット生産に携わります。
燃料の生産にはたくさんの人手が必要で、それに伴い様々な職種が
連携し、ネットワークが構築され、地域の雇用を新しく生みました。
燃料の生産管理、伐採や植樹を行う森林の維持管理、重機会社との
やりとり、燃料の品質管理など、林業に関わる様々な職種が地元の
若者の間で「クール(かっこいい)」と呼ばれる仕事として認知されます。

そして、ボイラー会社は、村の家々に小型の薪ボイラーを、教会や
幼稚園や学校・集会所などには中型のチップボイラーを、地の利を
活かして(地元ゆえ移送コストが安く済む)安価に設置していきました。

やがて村は、石油やガスは次代につなぐ大切な利用資源としながら
地元に循環型資源としてある森林由来のバイオマス燃料の供給
ネットワークを整備すると、各家庭の燃料費は半分以下になり、
更に雇用が増え、村を出ていた若者が戻りました。
どこにでもある閑散とした小さな村は活気あふれる希望の街に
変わったのでした。

木質バイオマスボイラー活用から地方の活性化に成功したこの村
では、現在、他の過疎に悩む村や自治体の環境課等の担当者が
ひっきりなしに視察に訪れています。

(フローリン日本正規輸入元:グリーンフッド公式ガイドより)



木質バイオマスボイラーのパイオニア
フローリン

日本初登場。






















日本の森を活かす!

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