おはようございます。
暖冬ぎみの今冬ではありますが
薪ストーブシーズンはまだまだ続きます。
ユーザーのみなさま!
あずましく(快適・心地よく・良い感じ)焚いていらっしゃいますか!?
突然、煙が引かなくなってきた....
まったく燃えない....
煙突おかしいんじゃないのかなあ~~?? と..SOS
?
オーナーさん! 点検しないとなんとも...
ピーポー ピーポー
薪ストーブライフは憧れだけでは済まされません。
またデジタル機器のようにプラグマティズムなものでもございません。
使い手(ユーザー)の日々の関わり方が千差万別の表情・状態となって
現れます。
仮に薪の乾燥度合に問題なくても...(木の含水率はけして0%にはなりません)
このような煙突トップ(煙道内も)煤(タール)詰まりもなることがあります。
燃焼温度をしっかり上げる前の低温状態で給気を絞り込み
(俗に言うところの チビリ焚き)燃焼を続けると
わずか1ヵ月もしないうちにタール詰まりとなる場合があります。
(排煙温度は149℃以下で有機クレオソートが発生します。
それが固まってこびりついたものがタール状に煙突内で蓄積され
最悪は1,000℃を超える煙突火災を起こします。)
高性能二次燃焼やクリーンバーンや触媒搭載の薪ストーブであっても
これらの状態リスクを回避することはできません。
適性操作を習得することが肝要になってきます。(焚き慣れをすること)
参考
*杉・松等針葉樹薪はカリカリになるくらいの乾燥をさせましょう。
うまく杉松を焚いているユーザーさんは風通し良く2年、3年と干しているそうです。♪
*鳥除け網を付設する場合も多いです。 網目にタールが付着しやすいという
デメリットはありますが、設置は意見が分かれるところです。
他社様施工の現場でしたが、
1シーズンでこうなる場合も
あります。
けして想定外・特例などでは
ありません。
*先日おみえになられた新規のお客様曰く...
「他店で言われたのは、屋根上の煙突点検は2~3年に1度でもいいですよ。
室内管を外して下からブラシ通せば大丈夫ですよ。
最近のストーブは優秀だし、煤もそんなにつかないですよ」
とのことでした。
(唖然!)
私は業界内でそういう安易なインフォをする方がいることに驚きました。
ユーザー様がリスクを容易に回避できるかのような根拠のない
曖昧な説明は後々大きなトラブルを招くと思います。
私は、憎まれ口を説いて、生意気だと言われたとしてましても
末永く安全快適に暖かく薪ストーブを通してユーザーさんと
おつきあいをしたいと思っていますので必ず想定されるリスクも
説明させていただいております。
どんなに適切に焚いていると想定されるユーザーさんでも
1年に1回以上、気になる症状があればすぐにでも、いつでも
煙道内は勿論のこと、煙の出口である屋根上の煙突状況確認は
もっとも重要不可欠なユーザー責任事項であると確信いたしております。
2~3年に1度で良いという案内は誤解と事故を招くものだと心得ます。
これから導入御検討の皆様はどう思われていますか?
よく乾燥した(含水率15%前後)薪を、適切な燃焼操作で焚き、
点検は時々しながら、オフにはメンテナンス・煤掃除を欠かさない...
1年を通したルーティーンとしてオーナーさん心得としてご配慮お願いいたします。
はい!
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