ご縁あって 長野県から花巻市に移住した林業プロの知人に指導いただきながら。
(私有林の地主さんは、近所の方です)
アナコンダ級赤松は樹齢60年~80年のものが多かったようです。
お疲れ様でした。 合掌!
当地は強風・豪雪地域のため 木々が北西から弓なりに南東に曲がって
いるものが多いのでございます。
家から北へ4kmほどの県道から100mほど右手に入った平地の林でした。
しかし、案の定 数十年たつ松や杉が道路側や電線に傾いていたのでした。
こういうときは
チルホール(手動ウインチ)の出番です。
こんな具合いですね。
倒す木の上部にワイヤーをかけて曳いて傾きを修正し伐ります。
(プロの使う道具は節々みんな違いますねー♡)
チルホールを固定木の根元に仕掛けます。
この後 ワイヤーを張りましてスタンバイ。これを曳くわけですね。
7t加重対応のワイヤーとチルホールです。
そして、あっちを向いた対象木をこっちに伐倒させるわけですね。
私も安衛則の大径木伐倒資格は修得させていただきましたが、
クセモノの対象木はホンモノのプロに刃を入れていただきます。
曲り、よじれ、腐りかけ、重心反対向き等......
ふぃじょーに・しじょーに・非常に!キケンであります。
慎重に、クサビも使いながら 静かに伐ります。
「いいずらよー~♪⤴ ワイヤー張ってー」 と言われたら
少しづつチルホールをコキコキと絞るのは私の仕事です。
でもー ???
っていうことは 木がこちらに倒れるわけですね!!
それじゃー ダメじゃん(大笑)
事前に逃げ場を確保して 倒れてきたら 迷わず ダッシュです!♪♪
いや大丈夫。!
(自分のところまでは倒木が届かない距離のワイヤーを張るんですけどね。)
みなさん! どちらを担当しますか?? デへへ
かったるいねえ! と思われて予算がある方はぜひこの機械をお使いくださいませ!(笑)
*とっても集中 緊張 汗だく でも 楽しい秋の野山遊び(?)でした。
たまたまここは平坦地で容易ですが、傾斜地や樹木の間隔が狭い環境ですと
もっと過酷な状況で超難度の現場も多いそうです。
良い子はマネしないでね!(?)
この日は9時から3時まで クセモノ木を8本と 杉間伐6本倒しました。
冬は風雪荒れ狂う当地ですが、これで安心です。
こんなところ いっぺえ あるずらよー ホント。
どうもこうもならんもんでェ.....mmm
こういう手間のかかることの延長上にありがたき薪と薪ストーブが存在します。
近所の薪焚き仲間も薪燃料として利用してくれます。
1年とか2年充分乾燥して売られている薪が1束500円、600円が
高いか安いかどうかは ユーザーさんが御決めください♪♡!
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