2017年6月8日木曜日

鋳鉄薪ストーブの祖?

いよいよ梅雨入りも近い北国です..☂















さて、...
北国の梅雨の肌寒いときには、とても重宝する薪ストーブです。
現代は燃焼効率80%以上という熱利用効率の優れた
薪ストーブが主流となりました。
排煙を少なく、熱を効率良く利用するハイテクな
薪ストーブも多く開発されています。












世界一少排煙を誇る
TRAVIS社
CAPE COD 













今日もまもなくお客様がおみえになりますので
幸いにも雨で肌寒い朝のうち....
焚いてみたいと思います。♡



















この鋳鉄の薪ストーブの元祖といいますと...
アメリカ発祥 フランクリンストーブでしょうか。♡

アメリカ合衆国の植民地時代は開放型暖炉(オープンファイヤープレイス)が
主な暖房でしたが、暖房効率が悪くてそれだけでは冬を過ごすことが厳しかったようです。
1741年にベンジャミンフランクリン博士が暖炉の暖房効率を上げるために
新しいコンセプトを考えました。
対流式の鋳物の炉を暖炉の中に組み込み、鋳鉄扉で密閉をすることで暖房効率を上げる!
こうして彼の発明=ペンシルベニアファイヤープレースが誕生したのでした。
(ちなみに1,740年代といいますと日本は徳川吉宗の時代でしょうか。)
















イメージ


















アメリカ建国の志士のひとり  ベンジャミン フランクリン博士
鉄を庶民の暖かな暮らしのために役立てたんですね。♡

私も2度ほど旅行でボストンを訪ねたときに銅像を拝見しました。

US100ドル紙幣の方です。はい。


















さて、突然まったく話題は変わるのですが...


里山保全の会活動の拠点である古民家(里山保全の会事務所)で
2年前、室内整理中に書庫から出てきた国鉄時刻表です!
会長からいただいてまいりました。♪



1968年10月の国鉄時刻表です。
たまにめくって タイムワープしてみます。
やや半世紀前のことですから....♪












1968年を調べましたら当時の大卒初任給は
3万円だったようです。
最近は20万円くらいでしょうか。
今、北上駅ー盛岡駅片道運賃=840円ですが,
1968年当時は180円のようでした。
東北本線の在来特急やまびこ号は北上ー上野は片道6時間半かかりました。
現在、新幹線で速いタイプですと2時間20分ほどです。
鉄は鉄でも日本は鉄道の進化が飛躍的な近代半世紀だったんですね。



北上ー上野間の運賃は1680円でした。
在来特急の2等(普通指定)料金は800円
運賃料金にも1等と2等ってあったんですね。

今新幹線ですと北上ー東京は13000円ほどです。
(通常期、普通指定座席&運賃)
1968年当時は東北~東京間は寝台列車が華盛りでした。

ちなみに東京ー新大阪の新幹線ひかり号の
普通座席指定と運賃合計は3,330円でした。
←読んでいると飽きない楽しさ、時代を感じます。♪




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